やじろべえの防災食

備蓄の防災食を入れ替えするにあたり、賞味期限が近くなったカップラーメンを施設のみなさんでいただきました。

ただポットのお湯を注ぐだけでは「なんか味気ない」ということで、災害時を想定して電気・ガスを使わないで作ってみることになりました。

まずは、耐熱レンガを組み合わせて、薪コンロが乗る大きさの土台を作ります。通常より少し高くして、下に隙間を作っておくと使い勝手が良いです!

次に薪を使って火起こし。今回は落ち葉が多い時期なので、早朝に施設の草刈りをしたときに集めておいた落ち葉を使いました。簡単に薪に火が燃え移り、着火が完了しましたが、梅雨時期や湿っていた場合や風が強い時は、もっと大変なんだろうと思いました。

日差し暑い…。

薪コンロに鍋をセットして、しばらくすると水を沸き始めました。思った以上に薪はすぐ燃え尽きてしまうので、火起こしをする前に、丁度良い大きさに割った薪を多目に用意しておいた方が良いですね。結構そのままのサイズでは入らない薪があるので、薪割する準備をしておいた方が良いかもしれません。

お湯が沸いたら、おたまを使ってカップラーメンにお湯を入れます。ただ入れるだけだと思い軽くみてましたが、結構な頻度でお湯が跳ねてしまいます。手元に跳ねた時はまだ我慢ができましたが、足元(靴の上)に跳ねた時が一番熱かったです。靴の中に浸透して、靴下にも浸透してしまうと、長時間熱さを我慢しないといけなくなるので注意してくださいね。

お湯熱い!

やっと出来上がり、みなさんに食べていただきましたが、いつもより美味しい気がするとお褒めのお言葉をいただきました。また、一緒に非常食の代表選手でもある「かんぱん」も食べていただきましたが、「私たちが食べてた頃?よりも固くなくて美味しくなってる!」という声が多く驚きました。ちなみに一緒に入っている氷砂糖は、糖分補給の目的とは別に、「唾液の分泌を良くしてかんぱんを食べたときのパサつきを防ぐ」目的もあるようですよ。

みなさんのご自宅でも、防災食、保存食、非常食の賞味期限をチェックして、お早めに入れ替えを検討することで食材を無駄にすることなくSDG’Sに取り組んでいきましょう!

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